off-Nibroll主催
「Dance in ASIA 2019」
DANCE LABORATORY PROJECT #3
2019年 2月 25日(月) - 3月3日(日)
STUDIO PLESUNGAN &
TAMAN BUDAYA JAWA TENGAH SURAKARTA
off-Nibroll主催の「Dance in ASIA」第4弾!
今回はインドネシアのソロを拠点に活動する世界的なアーティスト、メラティ・スルヨダルモのスペースで行います。
日本、インドネシア、台湾、マレーシアから総勢約30名に及ぶアーティストを招き、これからの舞台表現についてディスカッションやワークショップを行い、
各国のアーティストによる公演も行います。
- Artist
メラティ・スルヨダルモ(インドネシア)
美術の要素も多彩に取り入れ、アイデンティティやエネルギー、政治、そして身体と環境の関係について語る。ドイツのブラウンシュヴァイク美術大学で古川あんず、マリナ・アブラモヴィッチの下で学ぶ。第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンスフェスティバル、イントランジット・フェスティバル(HKWベルリン、2009)、トロントのルミナート芸術フェスティバル(2012)などでも作品を発表している。インドネシア・ソロのパデポカン・レマ・プティ学校では2007年より毎年、パフォーマンス・アート・ラボラトリー・プロジェクト、および「undisclosed territory」パフォーマンスアートフェスティバルを企画運営している。
矢内原 美邦
振付家・演出家・劇作家。1997年にダンスカンパニーNibrollを結成、代表兼振付家として活動を始め国内外のフェスに招聘される。2005年にミクニヤナイハラプロジェクトを始動、劇作・演出を手がけ第56回岸田國士戯曲賞受賞。off-Nibroll名義で映像美術作家高橋啓祐と美術作品の制作も行い、上海ビエンナーレ、大原美術館、森美術館、仙台メディアテークなどの展覧会に参加。ダンスと演劇、美術などの領域を行き交いながら作品制作を行う。行定勲監督、佐藤信介監督の映画に振付提供なども行う。2001年ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ・ナショナル賞、2007年第1回日本ダンスフォーラム大賞受賞、2012 年横浜市文化芸術奨励賞受賞。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授。
高橋 啓祐
映像作家。off-Nibroll主宰。Nibrollでは設立時より映像ディレクターを務める一方、映像作家としてイタリアなど海外での個展を始め、瀬戸内国際芸術祭(16年)、インドネシア・ジャカルタビエンナーレ(17年)など国際展にも作品を出品。「第9回文化庁メディア芸術祭」(05年)審査委員会推薦優秀作品受賞等。今回は前回に引き続きマレーシアの振付家JS Wongとの共同制作作品を上演。
SKANK/スカンク
音楽家。2005年よりNibrollに参加。音楽家や他ジャンルのアーティストとも積極的にセッションしており、国内外の多くの身体表現の舞台に楽曲の提供、演奏、出演をしている。近年では映画音楽を担当するほか、個展を開催。2018年にはチェンマイのギャラリーとMAIIAM現代美術館が連動する個展とパフォーマンスを制作するなど、活動の幅を広げている。
山中 透
作曲家、プロデューサー、DJ。学生時代、京都を中心に実験音楽系のフィールドで活動し、マルチ・メディア・パフォーマンス・グループ「dumb type」の立ち上げに参加。創世記のメンバーとして、音楽と音響を担当。いまも続く伝説的なドラッグクイーン・イベント「Diamonds Are Forever」のDJ、主催者で、様々な分野の人々と積極的にコラボレーションを行っている。2015年 「Lear Dreaming」(パリ),、2016年「三代目、りちゃあど」オン・ケンセン演出、(静岡、東京、シンガポール等)、「街角」じゅんじゅんScience (東京)、2017年日置あつしダンス公演「極楽鳥の森」(京都)、札幌国際舞踏フェスティバルMuDA公演、「T/ IT(寛容と不寛容)」Monochrome Circus(京都)、高橋匡太のインスタレーション作品(横浜、神戸)などの音楽を担当。2016年より、dumb type在籍時の楽曲を演奏するソロ・ライブを行っている。
世紀當代舞團(台北)
振付家ヤオ・シュウ・フェンが主宰するダンスカンパニー。台北を拠点に、アジア舞台芸術祭など日本でも共同制作、発表を行っており、海外でも数多くの公演を行っている。またヤオ氏は台湾芸術大学のダンス学部教授でもあり、これからを担う若手アーティストの発掘、育成にも力を入れている。15年に横浜STスポットで上演した「Dance in Asia」も含め、これまでもoff-Nibrollと の共同プロジェクト多数。
JS・ウォン(マレーシア)
振付家。マレーシアのDamansara Performing Arts Centerの芸術監督。クアラルンプールを活動の拠点に、国際的なダンスフェスティバルにも参加しながら、一方でローカルアーティストと共同制作による作品も多数。コンテンポラリーダンスからクラシックバレエまで、あらゆる身体表現を駆使しながら作品を制作している。2005年〜2009年には台湾のクラウドゲートダンスシアターのメインダンサーを務め、退団後はJS Dance Theatreの振付家として数多くの作品を制作。Boh Cameronian Arts Awards 2012(マレーシア)にて最優秀賞を受賞。アジアを中心に欧米でも多彩な作品を数多く発表している。
小山 衣美
8歳から18歳まで新体操を、18歳よりコンテンポラリーダンスを始める。これまでに中村しんじ、川野眞子、矢内原美邦、姚淑芬、Pichet Klunchun、奥野美和、ハラサオリの作品に出演。Nibrollではダンサーとして国内外の公演に多数出演。近年は自身のソロ活動も精力的に行なっている。第20回ヨコハマコンペティション シニア部門第3位受賞。
渡邊 智美
3歳からクラシックバレエを学び舞台公演への出演やコンクールでの入賞を経験した。現在は愛知県を拠点とし、ダンスや演劇などの舞台公演、ギャラリーや野外でのパフォーマンス等、幅広く活動している。2014年よりダンス企画団体「ナゴコン」を立ち上げ、地域のダンサーがより自由な活動ができること、観客にダンスをより身近に楽しんでもらえる環境づくりを目指して活動している。「世界バレエモダンダンスコンクール」セミファイナル(96年)、「第7回全国バレエコンクールin名古屋」ジュニア部門 第2位(97年)など。
菅井 一輝
プロデューサー、インディペンデントキュレーター。2003年より服部哲郎らと共にダンスカンパニーafterimageを立ち上げ、ダンサー・衣装として愛知県を拠点に活動。10年からは制作を担当。11年より個人のプロデュース企画「officecassini」を立ち上げ、国内外のアーティストによるダンス企画をインディペンデントに展開している。これまでに柿崎麻莉子、ビルヂング、白井剛×スカンク、鳥公園等の上演、WSを開催。現在は活動拠点に東京、金沢を追加しより広い地域での企画・制作を手がけている。
主催:0ff-Nibroll
助成:国際交流基金アジアセンター
協力:台北市文化局、National Culture and Art Foundation、Studio Plesungan
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