off-Nibroll Presents「Dance in Asia 2017」

2017年2月25日(sat) 19:00, 26日(sun) 14:00 @森下スタジオ ▶map

2015年STスポットで開催した「Dance in Asia」第二弾!
今回は台湾、タイ、マレーシアから振付家やダンサーを招き、
「アジアのダンスカンパニーは何ができるのか?」をテーマにしたアーティストトークや、
台湾の世紀當代舞團と、off-Nibrollの作品を発表します!



【見学料】1,500

2月25日(sat)19:00 start
2月26日(sun)14:00 start

▶予約受付終了しました。


【参加作家】

off-Nibroll + ミクニヤナイハラプロジェクト「静かな一日」
作・演出:矢内原美邦 / 映像・美術:高橋啓祐 / 出演:川田希、松永大輔
off-Nibroll + MikuniYanaiharaProject "a auiet day"
Mikuni Yanaihara, Keisuke Takahashi, Nozomi Kawada, Daisuke Matsunaga


世紀當代舞團
(台湾)「Timeless」
振付:姚淑芬 / 映像・美術:高橋啓祐
出演:小山衣美、李蕙雯、陳維寧、陳雅筑、莫天昀
Century Contemporary Dance Company (Taipei)
Yao Shu Fen, Keisuke Takahashi, Emi Oyama, Le Fei Wen, Chen Wei Ning, Chen Ya Ju, Mu Tian Yu



【アーティストトーク参加作家】
*26日のみ開催

ジッティ・チョムピー/18 monkeys dance theatre(タイ)
Jitti Chompee (Thailand)

JSウォン/DPAC DANCE Company
(マレーシア)
Wong Jyh Shyong (Malaysia)

ヤオ・シュウ・フェン/世紀當代舞團(台湾)
Yao Shu-Fen (Taiwan)

矢内原美邦高橋啓祐、スカンク/SKANK/Nibroll(日本)
Mikuni Yanaihara, Keisuke Takahashi, SKANK (Japan)

 


【ダンス・イン・アジアとは 〜矢内原美邦〜】

 振付家としてアジアに興味を持つようになったのはもうずいぶん前のことです。学生時代はアメリカやヨーロッパに留学して、欧米の舞台芸術についていろいろと学びましたが、日本に帰ってきて、それじゃあ自分のルーツであるアジアにはどんなものがあるのかと思って調べても、当時はまだアジアにおける舞台芸術の情報はほとんどありませんでした。たしかにバレエは欧米のものだけど、アジ アにだってもちろんダンスはある。純粋に踊るということを身体表現として活動している人たちがアジアにもたくさんいるはずだ。そう思い立ってから多くのアジアの振付家たちと出会ってきました。
 そんななかで知り合った人たちと始めたのが「ダンスインアジア」 です。
 アジアだから、日本だから、もっといえば自分だからできる表現というものがある。あまり遠くのほうばかり見ずに、まずは自分の 足下にあるものから始めてみよう。そんなふうに身体表現を考えていくべきだとアジアに出会ってからずっと思っています。
 STスポットは私がニブロールをはじめてから最初に単独公演をおこなった場所です。ここからすべてが始まりました。台北、ソウル、 香港、シドニーから招いたアーティストと、これからを担う新しい振付家とともに、盛りだくさんの内容でお送りします!


映像・照明:高橋啓祐 音響:SKANK/スカンク
スペシャルサンクス:クリタマキ、岩佐妃真、革崎文、急な坂スタジオ
主催:off-Nibroll
助成:公益財団法人セゾン文化財団


ARTIST PROFIL

off-Nibroll + ミクニヤナイハラプロジェクト
off-Nibroll + MikuniYanaiharaProject

振付家・矢内原美邦と映像作家・高橋啓祐が、身体と映像がつくりだす空間をより追求するために立ち上げたユニット。劇場をはじめ、美術館、ギャラリー、パブリックスペースなど多様な空間で作品を発表。映像インスタレーション作品とともにダンスパフォーマンスも展開し、身体と映像の関係性を追求している。イタリアなどでの個展をはじめ国内外で活動をおこなっている。今回はミクニヤナイハラプロジェクト2013年の作品をリメイクして上演。▶off-Nibroll

「静かな一日」
作・演出:矢内原美邦 映像・美術:高橋啓祐
出演:川田希、松永大輔

 

世紀當代舞團ヤオ・シュウ・フェン(台湾)
Century Contemporary Dance Company / Yao Shu-Fen

振付家ヤオ・シュウ・フェンが主宰するダンスカンパニー。台北を拠点に、アジア舞台芸術祭など日本でも共同制作、発表を行っており、海外でも数多くの公演を行っている。またヤオ氏は台湾芸術大学のダンス学部教授でもあり、これからを担う若手アーティストの発掘、育成にも力を入れている。15年に横浜STスポットで上演した「Dance in Asia」も含め、これまでもoff-Nibrollと の共同プロジェクト多数。今回は日本の作家(高橋啓祐、小山衣美)との共同制作作品を上演。▶世紀當代舞團

「Timeless」
振付:ヤオ・シュウ・フェン
映像・美術:高橋啓祐
出演:小山衣美、李蕙雯、陳維寧、陳雅筑、莫天昀

ジッティ・チョムピー(タイ)Jitti Chompee

バンコクを中心に活動している「18 monkeys dance theatre」主宰。ダンサーとしても国内外多数のカンパニーの作品に出演しており、タイのThe Goethe InstitutよりThe Outstanding Young Choreographer賞を受賞。国内はもとよりベルリンやニューヨーク、オランダ、香港など海外のフェスティバルに多数参加。15年タイとフランスの交流大使に選ばれ、パリにて公演を行う。

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J・S・ウォン(マレーシア)WONG JYH SHYONG

Damansara Performing Arts Center芸術監督。クアラルンプールを活動の拠点に、国際的なダンスフェスティバルにも参加しながら、一方でローカルアーティストと共同制作による作品も多数。コンテンポラリーダンスからクラシックバレエまで、あらゆる身体表現を駆使しながら、作品を制作している。

▶website