ニブロール主宰。大学で舞踊を専攻、在学中にNHK賞、特別賞など数々の賞を受賞。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付けは国内外での評価も高く、身体と真正面から向き合っている数少ない振付家のひとりと言える。ミクニヤナイハラプロジェクトでは演劇にも挑戦し、ジャンルを問わないその活動はニブロールのみならず、多数のアーティストとコラボレーションするなど世界中を舞台に活躍中。15年文化庁文化交流大使として東南アジア諸国に派遣される。
2002年「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ナショナル協議員賞」受賞
2007年 第1回日本ダンスフォーラム賞優秀賞受賞
2010年 シェイクスピア・コンペ優秀賞受賞『前向き!タイモン』
2012年 第56回岸田國士戯曲賞受賞『前向き!タイモン』
2012年 横浜市文化芸術奨励賞受賞
映像作家。美術館、ギャラリー、劇場、パブリックスペースなど多様な空間で作品を発表。映像インスタレーションとともにパフォーマンスも展開し、身体と映像の関係性を追求している。BankART1929(横浜)や、イタリア、台湾のギャラリーなどでも個展を開催し、いちはらART MIX(21年)、上海空間芸術祭(19年中国)、瀬戸内芸術祭(16年)、ジャカルタ・ビエンナーレ(17年)、BankART Lifeなど国際展への参加など、国内外での制作、発表をおこなっている。「ニブロール」では設立時より映像ディレクターを務め、すべての作品に携わる。横浜を拠点に国内外で活動している。
2005年「第9回文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦優秀作品受賞
2005年 オーストリア・グラーツアートプロジェクト「BIXメディアコンペティション」優秀賞受賞
2007年 広島現代美術館「Re-Act展市民賞」受賞
2007年 「大阪アートトリエンナーレ2007審査員特別賞」受賞
音楽家。2005年よりニブロールに参加。個人的な活動も精力的に行っており自身のバンドでは演奏形態を定めず都内を中心に活動し多くのミュージシャンや他ジャンルのアーティストと積極的にセッションしている。またコンテンポラリーダンスや演劇といった舞台作品への楽曲の提供、演奏、コラボレーションを国内外で数多く行っており、近年では映画音楽の担当や劇団”指輪ホテル”の音楽を担当し"羊屋白玉×スカンク 3部作(「洪水~massive water」「断食芸人~A HUNGER ARTIST」「ルーシーの包丁~The knife in her hand」)では音楽だけではなく出演もしている。また15年秋に谷中の古民家で行われた初の個展「skin, sensor, filter」では3つのインスタレーションを発表するなど活動の幅を広げている。
©2018 Nibroll All Rights Reserved.