「Romeo OR Juliet」 2008

 ニブロール10周年記念作品

「Romeo OR Juliet」Digest

ニブロール設立10周年記念作品

2008年「日本ダンスフォーラム賞」大賞受賞作品

2008. Jan. at 世田谷パブリックシアター(東京)

 

演出・振付・出演 : 矢内原美邦
映像 : 高橋啓祐
音楽 : スカンク/SKANK
衣装:矢内原充志
照明:滝之入海
美術:久野啓太郎

出演 :
たかぎまゆ 陽茂弥 黒田杏菜 原田悠 福島彩子
ミウミウ 高橋幸平 木村美那子 藤原治 竹田靖

Flyer design: Yosuke Yonemochi, case

- Concept -

あらゆるモノゴトとの間に引かれている境界線について。

男と女。心と身体。山と街。国と国。例えば、ボクとキミ。 この線をもって、僕らはそれを乗り越えようと思ったり、失くそうとしたりする。
合い言葉は、「No Border」。

でも、線の“ある”と思っている場所が間違っているから、 きっとこの世界はちょっとおかしなことになっている。 “あるべき場所”にちゃんと引かれた線ならば、そもそも乗り越えようがないんだから。
よく、よおく、見てみてよ。ボクとキミの間には、越えられない明確な線がある。線を正しく引く。
合い言葉は「No, No Border」。

- Review -

石井達郎(舞踊評論家) 朝日新聞2008年1月28日掲載(一部抜粋)

 紗幕が垂れた暗がりの舞台に矢内原が登場し、一人で踊る静かで美しい冒頭。しかしこの後展開するのはいかにもニブロールらしい激しさである。いつものニブロールと少し違うところといえば、複数のグループを同時進行で動かす時の空間のポジショニングやタイミングが、綿密で周到。ユイゾンで動くところなどは、一見乱暴な動きが綿密に振り付けられる。また、ジェンダーレスな格好をした男女のダンサーたちだが、それぞれの個性がよく出ている。
 黒田杏菜の出色のソロに始まる終結部は、徐々に盛り上がるサウンドと、激しさを増すダンサー達の身体におおいかぶさる水しぶきの巨大な映像が三つどもえになり、カタルシスを呼び起こす。ありきたりの物語や鑑賞に収斂させない姿勢に共感できる。成熟よりも深化を感じさせる10周年だった。

 

クロスレビュー 小劇場レビューマガジン

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- Credit -

ヘアメイク:須田理恵
照明:森規幸
宣伝美術:米持洋介(case)
宣伝写真:飯田研紀 佐藤暢隆

主催:ニブロール
提携:世田谷パブリックシアター
助成:芸術文化振興基金 東京都芸術文化発信事業助成
協賛:株式会社ヤエザワ 株式会社タナカアンドカンパニー
特別協力:急な坂スタジオ
制作:precog

 

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