「悲劇のヒロイン」 2019
芸劇dance参加作品
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2019. Feb. at 東京芸術劇場 シアターウエスト
演出・振付 : 矢内原美邦
映像・美術 : 高橋啓祐
音楽 : スカンク/SKANK
出演 :
笠木泉 川田希 光瀬指絵 皆戸麻衣 望月めいり
photo:GO
Flyer design: Okamoto Tsuyoshi+ Keisuke Takahashi
photo: Yuki Hahimoto
リアルの悲劇、フェイクの悲劇、フィクションの悲劇
“今”の私たちにとって、本当の「悲劇」とは何か?
悲劇的な立場に置かれた5人の女優が、自らの不条理な状況を憂い、飾り立て、時に正当化しながら、自身の不幸を声高らかに語りあげます。現実社会で起こるリアルな悲劇と、不幸な自分に酔い不幸を誇張するフェイクの悲劇、また舞台上のフィクションとしての悲劇という3つの異なる時空から「悲劇」の構造を捉えることで、自分とこの世界の関係性を見つめ直します。 今を生きる私たちにとって「悲劇」とは何か、また人々は不条理とどう対峙すべきなのでしょうか?
- Concept -
わたしはひとりぼっちです
ただ世界のあちらこちらに散らばっているだけの現象で
わたしはセカイとは無縁です
ここからならあなたのことがよく見えます
セカイが歪んでいるのがよく見えます
本当にホントにあなたがなにを思っているのか
教えてほしいと思う
ウロ覚えの台詞で
そのフテ腐れた体のままでだらしないダンスを踊って
彼女たちが流した血について
どっかの誰かが見当はずれに語り出し
始まったばかりの劇が二次元に収束されてしまうのを
私はずっと見届けます
それでもここに悲劇はありません
ただ私の体が血を流しているだけなのです
- Feature Articles -
「NIBROLL’S “DRAMA QUEEN” REVIEW」+ Metropolis Japan
「醜く、そうして美しく、切なく、汚く」+ ステージナタリー
- staff -
技術監督:鈴木康郎
舞台監督:湯山千景
照明:岡野昌代(PICOLER)
宣伝美術:岡本健+ 高橋啓祐
チラシ写真:橋本裕貴
広報資料編集:リレーリレー西谷枝里子
記録写真:GO
主催:Nibroll 株式会社precog
提携:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:芸術文化振興基金
協力:アジア女性舞台芸術会議実行委員会、エースエージェント、近畿大学矢内原研究室、スターダストプロモーション、山吹ファクトリー、安藤朋子、レ・カイン、急な坂スタジオ
企画制作:precog
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