「センス・オブ・ワンダー」 2021
digest
2021. July. at シアタートラム
振付・出演 : 矢内原美邦 山田せつ子 木佐貫邦子
衣裳:ひびの こづえ
音楽 : スカンク/SKANK
映像・美術 : 高橋啓祐
photo:Hideto Maezawa
Flyer design: Okamoto Tsuyoshi+ Keisuke Takahashi
- Concept -
見失った場所で 見過ごしてきた時間の中で
忘れた感覚を もう一度身体に刻印する
「センス・オブ・ワンダー」とは、レイチェル・カーソンの言葉を借りると「神秘や不思議さに目を見はる感性」のこと。私たちの日常に置き換えるとそれは、ほんの少し視点を変えて、このなんでもない日常に目を見はり、いまこの時代に何が起こっているのかについて意識的に「気付く感性」のことかもしれません。コロナによって自粛生活を強いられた日々がそれをより強調させてくれるでしょう。もしかしたらそれは退屈な日常に埋れた輝かしい驚きではなく、恐ろしく、不安で、得体の知れない不吉なものばかりかもしれません。
私たちが見落としてきたものはなんでしょうか? 今こうしている間にも見過ごしてしまっているものは?ぼんやりと過ごしてきた日々でも、私たちの体はしっかりとその時間を刻んでいます。 私たちの意識や記憶が気付けなかったことを、身体を通した「目を見はる感性」で発見し、再生します。
- staff -
舞台監督:原口佳子(モリブデン)
照明:岡野昌代(PICOLER)
音響協力:荒木まや
制作:後藤かおり 細田拓海
衣裳制作スタッフ:湯本真由美 山本明日香 本田直美
映像アシスタント:革崎文様
宣伝美術:岡本健+ 高橋啓祐
記録写真:前澤秀登
記録映像:須藤崇規
広報協力:株式会社precog
作品制作協力:世田谷パブリックシアター
協力:シバイエンジン 鈴木康郎
助成:芸術文化振興基金
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
主催:一般社団法人ニブロール
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